城山ホールディングス 城山ホールディングス

役員対談

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トップの本音に迫る! 4社経営者座談会

  • 株式会社城山ホールディングス 代表取締役
    寺尾 正
  • 株式会社城山 代表取締役
    安藤 和正
  • 株式会社城山コミュニケーションズ 代表取締役
    寺尾 正行
  • 株式会社エスディーモバイル 代表取締役
    岸上 治

就職するとなれば、気になるのは仕事内容や職場のこと。同時に、「トップ」のことも気になりませんか?

 

仕事内容のおおもとは、経営陣が作り上げていくものです。そしてどんな「場」にするか、またどんな人が働いているかも、トップの影響は大きい。それが会社という存在です。

 

では、城山各社のトップはこれまでどのようなキャリアを歩み、どのように事業や人と向き合ってきたのでしょうか。この問いのヒントを得るために、経営に携わる4名による座談会を開催しました。トップの本音に迫ります。

 

それぞれのキャリア

トップの本音に迫る

それぞれのキャリア

寺尾 正:株式会社城山ホールディングス 代表取締役

━━まず、みなさんがこれまでどうしてきて、どうしてこの場に至ったのか教えてください。まずは城山ホールディングス・寺尾社長ですが、要約しますと下記の経歴になります。

 

・昭和48年、東芝の協力工場として城山電子を創業。

・創業から5年、景気に左右されない会社づくりを目指し、協力工場からの脱皮を決意。株式会社東芝と特約店契約を結び通信機器の販売に着手する。

・当時、通信手段を持たなかった運送会社に業務用無線による通信を提案。東芝の業務用無線ナンバーワンディーラーの地位を築く。

30代後半、姫路青年会議所に入会。社員研修や人づくりの大切さに気付く。

・車載用電話の取り付けおよび携帯電話の販売に着手。

・事業を拡大し、現在の城山グループの礎を作り、またその経営の舵をとる。

役員対談_01

━━少し端折りすぎて恐縮ながら、しかし、半世紀近くもトップで居続けて、本当にいろいろあったのだと想像します。

寺尾 正:創業1年も経たないうちにオイルショックがあり、大変な苦境に立たされました。当時は朝7時に出社して、夜11時までずっと仕事をしていましたし、休みも月に1回取れたらいいところ。今では許されない働き方ですね(苦笑)。負けん気は人一倍強かったので、「人にできるなら俺にもできる」と一生懸命働いていました。不思議なもので、一生懸命であれば、必ず誰かが助けてくれる、応援してくれるんです。ですから、感謝の気持ちだけは忘れてはいけないと思っています。

 

━━何かひとつだけ、大事な考え方を挙げるとすれば?

寺尾 正:座右の銘は「先苦後楽(せんくこうらく)」。先に努力(苦)をすれば、後が楽になるという意味です。

岸上 治:株式会社エスディーモバイル 代表取締役

━━岸上社長も、創業間もない城山電子からの生え抜きです。

 

・昭和53年、城山電子株式会社に中途採用として入社。FAXや業務用無線機の営業に携わる。

・昭和54年、神戸営業所(当時、神戸市東灘区)を開設。

・タクシー無線に着手。大阪での営業が増えたため、昭和61年に大阪営業所(当時、大阪市西成区)を開設。

・平成6年、大阪に携帯ショップ1号店を出店。お客様対応とショップスタッフの育成、店舗運営に苦戦する。

・そこから数年間、携帯ショップのスクラップアンドビルドの世界を目の当たりにする。

・現在、ソフトバンク携帯ショップ事業全体の責任者。

役員対談_02

━━まとめれば、無線事業も携帯電話も、その事業の拡大期を担ってきました。印象的だったことはどんなことでしょうか?

 

岸上:入社してから30歳になるまでの経験が大きな財産になっています。当時、いろいろな会社の社長さんや事業部長さんとお話させていただく機会があり、自分より年上の方に憧れと尊敬の念を抱いていました。20代の頃は、「早く30歳になりたい。早く40歳になりたい」と思っていましたね。40歳を過ぎたあたりから「もうこのまま止まりたい」と思うようになりましたが(笑)。姫路から神戸、大阪、東京と東へと事業を展開させていくのが楽しかったです。多くのことを学びましたし、自由にさせていただいたと思っています。

安藤 和正(株式会社城山 代表取締役)

━━安藤社長は、無線機というもともとの城山電子の事業、その全体を受け持っていらっしゃいます。

 

・平成9年、「通信業界が伸びる」と考え、城山電子株式会社に中途採用として入社。元高校体育教師。

OJTで業務用無線機のサービス技術者としての基礎を学んだ後、営業研修を受ける。同行営業3日後に営業としてひとり立ちする。

・平成18年、「のじぎく兵庫国体」に業務用無線機800台、携帯電話1,300台を協賛。

・以降、令和元年「いきいき茨城ゆめ国体」までオフィシャルサプライヤーとして協賛を続けている。

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━━箇条書きにしてみますと、体育大学出身、営業一筋、そしてスポーツとともに事業を推進していらっしいます。なぜ、スポーツにビジネスチャンスを感じられたのでしょうか?

 

安藤:どうしてもスポーツへのこだわりがあり、当時携わっていた通信機器とスポーツで何かできないか、趣味が実益になったらさぞ楽しいだろう、と考えました。教師時代にお世話になった先生方に城山で働いているとハガキを出し、話を聞いてもらい……。紆余曲折ありましたが、「のじぎく兵庫国体」でようやく仕事とスポーツが絡められました。

寺尾 正行(株式会社城山コミュニケーションズ 代表取締役)

━━寺尾正行社長は、寺尾 正社長のご子息ですが、「一社員」からスタートしてらっしゃいます。

 

・平成11年、株式会社城山に新卒採用として入社。

・「やるなら一から学びたい」と、姫路駅前の携帯ショップで一社員として力を尽くす。

2年ほど店舗を回り姫路本部へ。その後、数年間、携帯ショップのスクラップアンドビルドの世界を目の当たりにする。

・「人とどう関わるか」を考え続け、人を育成するための研修にも力を入れている。

・現在、au携帯ショップを統括。

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━━世の中の携帯ショップの変化を、自ら体感し続けてきました。

 

寺尾 正行:そうですね。約10年前、関西地区で大理石風フロアタイルを取り入れたショップをオープンしました。「お客様に少しでも気持ちよくお店で過ごしていただきたい」と考えたからです。そこできれいなお店にはいいお客様が集まってくることを学びました。それまでは遅くまで一生懸命働くことが仕事だと思っていたのですが、以来、いいお店づくりにこだわるようになりましたね。ただ、お店がどんどん増えていくと当然スタッフも増えていきます。目の前のお客様との関わりを大切にできる人材育成に力を入れていかなければ、と仕事を通じて学ばせていただいています。

トップのホンネに迫る

時代の変化とともに手法も変わる

━━現在、皆さんは会社全体を見る立場にいらっしゃるわけですが、それまでと気持ちの面で変化はありますか?

 

安藤:若い頃は正直、「上の人は営業にも行かず事務所にいられていいな」と思っていました(笑)。しかし、今は毎日心配でたまらないですね。営業車は約100台が全国各地で稼働していますから、「今日も事故がありませんように」と祈る思いでいっぱいです。

 

逆に、事故さえしなければ、仕事の失敗は全然構わないと考えています。失敗は自分が動いている証ですし、失敗しないと覚えられないことも多いですから。

 

岸上:私も安藤と同じ考えですね。失敗して初めて分かることは多分にあります。やらないまま、分からないままというよりも、まず失敗するつもりでやってみて、理解したほうがいいと思っています。

 

若い頃、寺尾 正社長から「失敗してもたかが知れている。一人が失敗しても会社は潰れない」と言われたことがあって、ふと気が楽になりましたね。

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━━今の若い方に「失敗するつもりでやってみる」は、なかなか理解されづらいのではないですか? 誰しも失敗して、怒られるのはイヤですし、本人も辛い気持ちを感じることもあると思います。

 

寺尾 正:そうですよね、響かないですよね(笑)。実際、仕事をすれば失敗は常にある。でも、先ほど言った通り、まじめにやった結果なら、誰かが助けてくれるはずです。

 

安藤:若い人に響かない、と言えば、私たちの時代、営業と言えば「飛び込み営業」が主でした。戦略的ではない、体力任せの仕事の仕方です。これも、今の若い方からすると「なぜ、こんな非効率な業務が必要なのか?」となりますよね。昔当たり前であったことも時代の変化とともに、さまざまな営業手法が現れて、今は「インサイドセールス*」を中心に営業活動を行っていますね。

*こちらからクライアントに足を運ぶのではなく、確率の高い見込み客を、デジタルコミュニケーションを主として内勤で開拓する、マーケティングの手法。

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寺尾 正:昔は人が動くしかありませんでしたが、時代の変化とともに手法は変わってきていますね。

 

━━みなさん「現場たたき上げ」かとも思いましたが……

 

寺尾 正行:飛び込み営業だけだったら、みんな辞めてしまいます。

 

岸上:「まずは、飛び込み営業!」では、入社したいと思わないですよね(笑)。

城山の仕事の本質とはなにか?

━━城山の仕事を一言でいえば、「無線機」と「携帯電話」です。この仕事の本質はどんなものでしょうか。

 

安藤:無線機関連の事業ですと、イベントなどを通じて、城山が「縁の下の力持ち」になるということだと思います。これを若い方が感じる機会を作り、自社商品やサービスに誇りをもってもらえるようにしています。国体やコンサートなどのイベントでは、不測の事態がつきものです。その時、どれだけ無線が有用か……、例えば、どなたかかがイベント中に倒れてしまったとして、その時に無線で迅速に対応できたら人命を救うことになるかもしれません。実際に幾度もそのような現場を経験してきました。

 

無線機に関連するソリューション事業だったら、やはりそこにはお客様の課題があります。これを解決する、というのが、本質でしょう。単に物を売るだけではありません。

 

今も昔も変わらず言い続けていることは、「城山の商品やサービスは、どこかで人の役に立っている。誰かを救っている」こと。そこに魅力を感じてほしいですね。

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岸上:エスディーモバイルが販売している商品は携帯電話になりますが、本質はそこではありません。商品を通して、お客様にとってよりよい生活、よりよい関係づくりができるツールを提案させていただくことです。例えば「おじいちゃんおばあちゃんと連絡が取りやすくなって良かった」もそうですよね。

 

寺尾 正行:携帯業界の変化は目覚ましいものがあり、今はお客様の生活環境を視野に入れた提案型の接客が求められていると感じています。その中にあって、城山グループは、目の前のお客様ならではの価値を提案することが重要であると考えています。

トップの想いが浸透する理由

━━城山グループの強みについてお聞かせください。

 

寺尾 正:チームで取り組むところです。それぞれが気遣いや思いやりをとても大切にしていて、自分のことだけではなく、周りの人の能力を伸ばせるような雰囲気づくりができています。

 

岸上:はい、「チームで勝つとはどういうことか」をよく言います。誰か一人だけが飛びぬけていてもショップは成り立ちません。ショップは一人で切り盛りするものではないので。スタッフ同士が助け合う、思いやりを持って接することができる環境が大事だと考えています。

 

━━現在働いている若手社員の皆さんにもいろいろお話を聞きました。リップサービスやうわべだけでなく、「人に恵まれている」「職場に恵まれている」とおっしゃっていました。

 

寺尾 正:私の考えをここにいる3人が共有してくれているので、私がくまなく話さずとも各社に伝わっているのでしょうね。うれしい限りです。

 

安藤:例えば、お昼ごはんを一人で食べにいくことはまずありません。必ず誰かと行ってざっくばらんに話をします。その中で、「ありがとう」と言うことが多いかもしれない。感謝すること、それを言葉にすることはやはり大事だと思います。

 

岸上:誕生日のメッセージカードも我々の考えを伝える手段の一つになっているかもしれません。

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━━誕生日のメッセージカードとは?

 

安藤:社員の誕生日に、我々がメッセージカードを手書きで書いて一人ひとりに贈るのです。

 

岸上:もともと会長がやっていたことを我々が引き継いでいます。

 

━━この規模の会社で社長自らというのはめずらしいことですよね。

 

安藤:メッセージカードはずっとやっています。時には便せん12枚書くこともあります。

 

岸上:安藤はこれが得意なんです。私は誕生日を迎えた社員のもとに行って直接話をしたり、食事に行ったりしています。

朝の掃除を全員でやる理由

━━毎日、朝のトイレ掃除があるそうですね。ちょっと腰が引ける……という方も多そうですが。

 

安藤:確かに。最初はそう思うかもしれません。でも、私は掃除を仕事の基礎を学ぶための「全体練習」と考えています。自分の技術を磨く個人練習に対して、全員でやる練習。そこで何かしらの気付きを得てほしい、そう思っています。

 

寺尾 正:誰しもが、業務時間中にトイレに行く。すると、トイレがきれいなことに気付き、さらに誰かがきれいにしてくれていることに気付きます。そんな「気付き力」が仕事の上でも大切になってくると思います。同じように、営業車もマメに掃除しています。驚くことに、掃除を始めてから車での事故が減りました。社員が入院するような事故はまだ1回もありません。

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━━それは驚きです。掃除と事故に関係があるとは。

 

寺尾 正:事故が減ってよかったです。副次的に、事故がないので、保険料も安くなりました。

 

安藤:車の掃除を通して「タイヤの溝が減っている」「オイルは大丈夫?」という会話も生まれるんですよね。

 

岸上:車を大切にするようになると運転の仕方も変わります。城山グループの営業車は、走行距離が伸びても新車のような輝きを放っていますよ。

 

寺尾 正:掃除をすると必然的に車の中や机の上もきれいになります。そうすると資料などを探す「無駄な時間」がなくなります。結果、時間のゆとりも生まれ、何をするにしても、きちんと進められるようになります。「トイレ掃除」はひとつの例ですが、そうした意識が、「結果」としてみなさんが健やかに働くことにつながっていく、ということと考えています。

城山で働くことを考えた方に向けて

━━インタビューを通じて、みなさんが昭和・平成を頑張って駆け抜けてきたこと、また今の時代にどう仕事をすべきか考え続けている、ということがわかりました。では、最後に、令和の時代に、城山グループで働きたいと思った方にメッセージをお願いします。

 

寺尾 正:何のために生きているのかを考えた時に、「人のお役に立つ」ために生きている、と思います。そのために楽しく生きたいし、できれば仕事も楽しくやりたいじゃないですか。みなさんにもぜひその心構えで挑んでもらいたいですね。私はそう思います。

 

岸上:実際に携帯ショップでのスタッフの働きぶりを見て感じるのは、今の若い方は、チームで決めた目標達成に向けたプロセスが得意だということ。「われ先に!」のような競争は得意ではないかもしれません。その分、自分以外のスタッフを助ける、支えるような仕事を通して、達成感や喜びを味わってほしいです。もちろんどちらの人も大事なのですが。

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━━「人の役に立つ」と言っても、若い方にはピンと来ないところもあると思いますが。

 

安藤:そうですね。すぐには分かるものではないかもしれません。

 

寺尾 正:しかし不思議なもので、城山グループの離職率は10%程度と他に比べてもかなり低いという結果がでています。ある調査によると、一般の高卒者、大卒者の卒業後3年以内の離職率は30%を超えている、と聞いたことがあります。それだけ早い時点で「気付き力」を得て、「人のお役に立つ」ことの意味を感じてくれているのでは、と思っています。

 

我々も時代の流れを捉えながら、さまざまな手法にチャレンジしていきます。みなさんも、そんな城山グループで、人のお役に立つことの喜びを感じてください。

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